- 元町公園内にあるエリスマン邸(スイス人貿易商)は、「現代建築の父」と言われているアントニン・レーモンドの設計で、大正14年から15年にかけて山手町127番地に建てられた白亜の洋館だ。
- 板張りの壁に暖炉の煙突、上げ下げ窓など、典型的な洋風建築で、1階には暖炉のある応接室と、居間兼食事室、庭を眺められるサンルームがある。
- サンルームは、大正から昭和にかけての洋館建築の特徴のひとつともいわれ、ピアノのある空間でボランティアの人がピアノ演奏をしていることもある。
- かつて3つの寝室があった2階は、写真や図面で山手の洋館に関する資料を展示、また地下ホールは貸し出しスペースとして、昔の厨房部分は、喫茶コーナーとして誰でも入れ人気がある。